KUROTANI

金属材料の収集から製造・加工まで一貫した技術を確立。
多様な産業分野に高品質な基幹材料を提供しています。

お問い合わせ

サイトマップ

English

中文

これでわかる!黒谷株式会社

  • STEP1 人と銅との関わり
  • STEP2 黒谷とは
  • STEP3 業績と今後の成長戦略

STEP2黒谷とは

銅を中心とした非鉄金属のリサイクルを専業とする国内唯一の上場企業

黒谷は、「銅および銅合金を中心とした非鉄金属のリサイクル」を専業とするわが国唯一の上場企業です。その事業内容は主に銅合金インゴットの製造を行う「インゴット事業」と、金属リサイクルを行う「金属リサイクル原材料事業」に分かれ、さらに、美術工芸品の製造・販売を主体とした「その他事業」があります。

「インゴット事業」「金属リサイクル原材料事業」のいずれとも、役目を終えた非鉄金属のリサイクル原材料を受け入れ、加工を施したうえで次の製品に再生するために送り出すことが根幹となっています。

インゴット事業

インゴット事業では、集荷した銅リサイクル原材料や銅を主成分とした金属リサイクル原材料を熔かして精錬し、用途に合わせた成分の銅インゴット(地金、あるいは鋳塊:ちゅうかい)を製造します。特に腐食に強く、大型船舶スクリューに加工されるアルミニウム青銅インゴットの製造では、国内のみならず世界においても大きなシェアを占めています。

また、青銅インゴットは水栓バルブなどの各種水道設備や一般機械部品に加工され、社会インフラの基礎を支えています。

金属リサイクル原材料事業

金属リサイクル原材料事業では、国内外から集荷した非鉄金属リサイクル原材料を選別、プレス等を行い、取引先に販売しているほか、自社インゴット製造の材料として使用しています。販売された金属リサイクル原材料は、電線や銅管、住宅設備、電気製品などの社会・産業インフラに関わる部分など、様々な用途に再利用されています。

その他の事業

その他事業は、主に美術工芸品の製造・販売を行っています。受け継がれた伝統に根ざしたその造形美、加工の習熟度には定評があり、「型どり」から「鋳造」「仕上げ」まで優れた技術により、多彩な作品を展開しています。

安定供給を可能にする、世界的調達ネットワーク

当社の最大の差別化、そして事業の生命線と言えるものは、国内はもとより海外にまで広がる調達ネットワークです。当社はどのような局面においても、パートナーである金属リサイクル原材料の仕入先の求めに応じて回収し、かつ常に公正な価格で取引を継続することによって信頼関係を築き上げた結果、世界的な調達ネットワークを構築して顧客への安定供給体制を実現しました。これは銅相場の変動によって仕入・供給が恣意的な思惑に翻弄される業界特性に対して、どのような相場環境でも安定的な調達・供給に努めることこそが金属リサイクル業者としての社会的責務であると考えているからです。

ワンポイント解説 「高成長のアジアに直面する立地」

黒谷の本拠地は富山県射水市。車でほんの10分足らずのところに富山新港があります。同港は1968年に開港。本州のほぼ真ん中に位置し、さらにロシア、韓国、中国、東アジアといった大陸側の高成長地域に直面する立地にあります。その国際貿易上の重要性から富山新港は隣接する伏木港、富山港と合わせて1986年に国から全国で23港ある「国際拠点港湾(当時の呼称は特定重要港湾)」に指定されました。

富山新港ではロシア・韓国・中国・タイへ月42便の定期コンテナ航路が就航しており、2007年3月には多目的国際ターミナルのコンテナヤードを拡張するなど港湾機能を継続的に拡大。環日本海地域への物流機能をますます加速させています。

さらに、地理的な強みに加えて時流を捉えた努力の積み重ねによって、富山新港は、隣接港と合わせた伏木富山港として、2011年11月11日に全国で5港だけの「総合拠点港」に指定されました。物流や観光の要となる拠点港に選ばれたことで、今後はさらに官民挙げての港湾機能の整備と充実が図られていくことが見込まれています。

  • STEP1 人と銅との関わり
  • STEP2 黒谷とは
  • STEP3 業績と今後の成長戦略

↑